角川文庫、講談社、集英社、新潮社、岩波書店・・・・・日本には、様々な出版社が存在します。作家やジャンルと比べ、出版社を基準に読む本を選ぶという人は少ないかもしれませんが、意外に会社ごとにカラーが違って面白いですよ。図書館と違い、書店では出版社ごとに棚が分かれていることが多いため、時間をかけてぐるぐる見て回るのも楽しみの一つです。
最近、私が注目しているのは<宝島社>。「別冊宝島」を創刊し、日本のムック文化発展に多大な貢献をした会社です。最近では、「このミステリーがすごい!」大賞を創設した出版社と言えば、ぴんと来る方も多いのではないでしょうか。私は宝島社が出版するショートショート集が大好きで、新刊情報をまめにチェックしています。先日読んだショートショート集も、期待通りの面白さでした。「このミステリーがすごい!」編集部による『5分で読める!背筋も凍る怖いはなし』です。
こんな人におすすめ
短時間で読めるホラー小説集が読みたい人