人あるところにドラマあり。一人の人間が存在すれば、そこには必ず悲喜こもごもが生まれます。それは創作物の世界においても同じこと。だからこそ、多くの人間達が集う場所は、様々なフィクション作品の舞台となってきました。
人が集う場所として、物語の舞台に選ばれやすいのは、学校や病院、住宅街。最近はタワーマンションが出てくる作品も多いですね。先日読んだのは、永井するみさんの『歪んだ匣』。こういう舞台設定は意外と珍しく、新鮮でした。
こんな人におすすめ
オフィスビルを舞台にしたミステリー短編集が読みたい人