名作、傑作、凡作、駄作、迷作・・・すべて、作品の出来を評価する言葉です。こういうことに唯一絶対の正解はありませんから、ある人にとっての名作が、ある人にとっては駄作となることも決して珍しくありません。レビューサイトなどで十人十色の感想を読み比べるのも、なかなか楽しいですよ。
こうした作品の評価に、<怪作>というものがあります。王道を行く大傑作とは言えないかもしれないけれど、独特の世界観で読者に強いインパクトを残す作品がこう呼ばれます。<怪>という字が付いているだけあって、不気味だったり不穏だったりすることも多いようですね。先日読んだ作品は、まさに怪作と言うにふさわしい衝撃度でした。鈴木悦夫さんの『幸せな家族 そしてその頃はやった唄』です。
こんな人におすすめ
連続殺人が出てくるサスペンスが好きな人

「正義の反対は悪ではない。また別の正義」。ネット上でも頻出するフレーズなので、見聞きしたことのある方も多いのではないでしょうか。『クレヨンしんちゃん』で野原ひろしが言ったとされがちですが、本当に作中にそういう場面があるかどうかは未確認。実際は、ゲーム『パワプロクンポケット7』で、登場人物の一人が言った台詞が元ネタのようです。
以前、インターネット上で<特に理由はないけど、なぜか不安になる写真>という特集を見たことがあります。夜霧に包まれた児童公園や建設中の無人の駅、倉庫の中にずらりと並ぶマネキン人形、夕焼けで赤く染まるシャッター通りと化した商店街など、なんとなく胸がざわつく写真の数々が印象的でした。
フィクション作品には<どんなクライマックスを迎えるか、早く知りたいもの>と<いつまでもストーリーを追い続けたいもの>の二つがあると思います。何をもってそう判断するかは人それぞれなのでしょうが、私の場合、前者は圧倒的にミステリーやホラー作品。早くオチでびっくりさせてほしい一心で、寝る間も惜しんで終盤まで一気読みすることもしばしばです。
時節柄というべきか、最近はミステリーやホラーの謎解き役が、(本性はともかく表面上は)真っ当な一般人というケースが増えてきた気がします。有栖川有栖さん『作家アリスシリーズ』の火村英生然り、中山七里さん『刑事犬養隼人シリーズ』の犬養隼人然り、内面や背景は色々ありつつ、社会人として真っ当に振る舞っています。どんな名探偵であろうと霞を食べて生きていくわけにはいかないのだから、それも当然ですよね。
小説界において、人気のあるシリーズ作品の中には、長編と短編集が入り混じっているケースが結構多いです。例を挙げると、赤川次郎さん『三毛猫ホームズシリーズ』、有栖川有栖さん『学生アリスシリーズ』『作家アリスシリーズ』、若竹七海さん『葉村晶シリーズ』などそうですね。短編集は、長編と比べると読了までの時間が短く、一話一話の区切りがつけやすいので、忙しい時でも躊躇わずに読み始めることができます。
一説によると、人類最古の職業は売春だそうです。実際にどうだったかは意見が分かれているようですが、相当に古い時代から存在した職業だということは事実の様子。人間の三大欲求である性欲に結び付いていること、体一つあれば就業可能なことがその理由なのかもしれません。
海は、不思議で神秘的な物語の宝庫です。今なお未解明な部分が多く、人類を圧倒することさえあるのだから当然かもしれません。感動的なヒューマンストーリーや心躍るファンタジー冒険譚への登場率が高い一方、救いのないホラーの舞台になりがちなのも、そういう特性ゆえではないでしょうか。
「今日は救いようがないイヤミスを読みたいな」と思った時、私はタイトルを参考にすることが多いです。胸糞悪いイヤミスやホラーって、タイトルもそれらしいケースがしばしばなんですよ。もちろん、タイトル詐欺という場合も結構多いんですけどね。
<スローライフ>とは、効率重視の生活を見直し、時間や義務に追われず自分らしくゆったり生きようという思想のことです。現在は生き方全般を指すことが多いようですが、この思想誕生当初は、食生活・食文化の見直しを意味していました。ファストフードの代表であるマクドナルドがイタリアに初出店した際、一部のイタリア国民が猛反発し、そこからスローフード運動が始まったのだとか。こういう経緯があったと知った時は「へええ」と唸ってしまいました。