怪談にぴったりの季節はいつ?と聞かれた場合、日本なら夏、イギリスなら冬を挙げる人が多いそうです。前者はお盆が、後者は暖炉の周りに集まって怖い話を楽しむ文化があるせいなんだとか。こういう些細なことにもお国柄があるって、なんだか面白いですね。
これがアメリカになると、秋をホラーの季節として扱うことがしばしばだと聞きました。これは恐らく、ハロウィン文化の影響でしょう。夜の時間が長くなってきた季節、死者の魂の訪れを感じながらホラー作品を味わう・・・想像しただけでワクワクしてきます。今回は、そんな秋にぴったりのホラー小説をご紹介したいと思います。澤村伊智さんの『靴と自転車』です。
こんな人におすすめ
後味の悪いホラー短編集が読みたい人

学校というのは、良くも悪くも<閉ざされた場所>です。もっとのびのび開放的な場所であってほしい・・・と願う反面、成長途中の子ども達の個人情報と喜怒哀楽が入り乱れる場所である以上、あまり自由気ままというわけにもいかないのだろうなとも思います。この特殊性に馴染めればいいのでしょうが、受け入れられない生徒にとって、学校はただただ辛いだけの場所になりかねません。生きていくからには、誰しもある程度の我慢は必要なものの、図書室でも保健室でもいいから、悩める生徒の救いの場が一つでもあってほしいと心から思います。
ミステリーやサスペンスのレビューを読んでいると、しばしばこんな感想を目にします。「キャッチコピーや帯にでかでかと<衝撃のどんでん返し>と書くのはやめてほしい」「オチにどんでん返しがあると分かると、逆にネタバレになる」。確かに、どんでん返しが仕掛けられていると事前に分かることで、「ということは中盤まで疑われている容疑者は真犯人じゃないのね」などという予想が可能になってしまいます。これをネタバレととらえる人もいるでしょう。
かつて日本には<就職氷河期>と呼ばれる時代がありました。これは、バブル崩壊の景気衰退により新規学卒者の就職が難しくなった時期のことで、年代としては大体一九九〇年代半ばから二〇〇〇年代前半。この時期に就職活動を行った結果、正社員としての就職先が見つからず非正規雇用で働かざるをえなかったり、その後中高年になってからも経済的困難を抱えるケースが続出しています。二〇〇〇年~二〇一四年頃の、ITバブル崩壊からリーマンショック後の時期も就職氷河期扱いされてはいるものの、その後の雇用回復の勢いから見ても、前者の方が深刻だと捉えられているようです。
どの職業にも言えることですが、小説家の中には、意外な経歴をお持ちの方が少なくありません。クリエイティブな仕事は、やり様によっては<出勤せず、帰宅後に創作活動に励む>という就業形態が可能です。だからこそ、小説家稼業が軌道に乗るまで他の仕事をしたり、なんなら小説家として十分な実績を上げてからもダブルワークを続けたりする方も一定数いらっしゃいます。
ペット関連の書籍やテレビ、動画などを見ると、そのすべてで「最後まで責任を持って可愛がらなくてはならない」と語られています。至極もっともで、動物はおもちゃではなく、一つの立派な命です。「いらなくなったから捨てます」などという身勝手は断じて許してはなりません。
幼稚園受験、小学校受験、中学受験、高校受験、大学受験・・・学生時代には受験が何度かあります。<中学まで公立に行って、卒業後に就職>という進路を選ぶことも可能ですが、現代日本の事情から考えるに、割合としては少数派でしょう。どこかのタイミングで一度は受験を経験したという人の方が多いと思います。
私は下戸ですが、その分(?)、甘いものは大好きです。若い頃と比べると食べる量は落ちましたが、新作スイーツは欠かさず買いますし、飲食店でデザートメニューのチェックは必須。暇な時は、ウィキペディアの<各国のデザート>を読みながら、食べた気になってニマニマ悦に入っています。
物語の世界には<前日譚>というものがあります。これは、読んで字のごとく、本編開始前の出来事を語った作品のこと。言葉自体は、二〇二三年時点で主な国語辞典には掲載されていないため、比較的新しくできた造語のようです。
<ストーカー>という言葉が社会に浸透して久しいです。認知度が高まるにつれて研究も進み、一体どういう存在をストーカーと呼ぶのか、どういう心理状態でストーキングを行うのか、具体的にどんな行動に出るのかなどといった部分も明らかになってきました。一昔前、ストーカーというと、<未練のある異性に付きまとう>というイメージが真っ先に浮かびがちでしたが、今では単純にそうとは言い切れません。性別・年齢・立場問わず、様々な状況でストーカーが発生し得るのが現状です。