ホラー作品の定番シチュエーションの一つに<謎の多いアルバイトをする>というものがあります。<家や学校といった日常生活の場を離れる><金銭を得る以上、多少不可解なことがあっても我慢してしまう><正社員に比べると、就労環境に対する事前確認が甘くなりがち>といった、ホラーにぴったりの要素を揃えやすいからでしょうか。好条件のアルバイト先に出向いてみると、意味不明な仕事を任される。さらにそこに奇妙なルールや禁止事項を加えれば、あら不思議、王道をいくザ・ホラーの出来上がりです。
この手の話で有名なものとしては、Web発祥の怪談であり、映画化もされた『リゾートバイト』があります。また、私が大好きな三津田信三さんも『のぞきめ』、『怪談のテープ起こし』収録の「留守番の夜」などでこのテーマを扱っています。どれも魅力的な作品でしたが、最近読んだこの作品の面白さはピカイチでした。櫛木理宇さんの『鬼門の村』です。
こんな人におすすめ
因縁深い村ホラーが読みたい人

<スローライフ>とは、効率重視の生活を見直し、時間や義務に追われず自分らしくゆったり生きようという思想のことです。現在は生き方全般を指すことが多いようですが、この思想誕生当初は、食生活・食文化の見直しを意味していました。ファストフードの代表であるマクドナルドがイタリアに初出店した際、一部のイタリア国民が猛反発し、そこからスローフード運動が始まったのだとか。こういう経緯があったと知った時は「へええ」と唸ってしまいました。
フィクションの世界には、<ダークヒーロー>というキャラクターが存在します。読んで字の如く<闇のヒーロー>のことで、正義と相対する立場ながら確固たる信念を持っていたり、悲劇的な過去ゆえに悪側になってしまったり、違法な手段を使いながら人を救ったりするキャラクターを指します。例を挙げると、映画『スターウォーズシリーズ』のダース・ベイダーや、大場つぐみさん原作による漫画『DEATH NOTE』の主人公・夜神月などですね。これらのキャラクターは、どうかすると正義側の主人公より人気を集めることもあったりします。
振り返ってみると、子ども時代の行事は圧倒的に夏が多かった気がします。日が長いこと、日没後も屋外活動がしやすいこと、冬と比べると感染症による体調不良者も出にくいこと等が理由でしょうか。暑すぎて真夏は外出すらままならない現代とは、ずいぶん違ったものだなと思います。
以前、読んだ小説にこんな台詞がありました。「突発的な犯罪の場合、一番予想外の方向に向かいやすいのは二人組。一人だとなかなか踏ん切りがつかないし、三人以上だと足並みを揃えるのが難しい」。ただの台詞であり、犯罪学的にどのくらい信ぴょう性があるのかは分かりませんが、一理あると思ったものです。
ミステリーやサスペンスにおいて、謎解き役というのはとても重要なポジションです。シャーロック・ホームズ然り明智小五郎然り、難事件をピシッと解決する探偵は格好いいもの。数多の作品で主役を張るのも納得です。
<死蝋>という現象をご存知でしょうか。これは遺体が腐敗菌の繁殖を免れ、かつ、長期間に渡って外気との接触を遮断された結果、蠟状ないしチーズ状に変化したもののことを指します。時として意図せず遺体が死蝋化することもあり、最古のものとしては、紀元前四世紀に生きていた男性の遺体が死蝋となって発見されています。
血が繋がった肉親同士が争うことを<骨肉の争い>と呼びます。<骨肉>とは<骨と肉のような間柄>を指すとのことで、推察するに<極めて身近な、生死を共有することもあり得る関係>という意味でしょう。文字からして血生臭さが漂ってくるようで、先人の表現って秀逸だなと感心させられます。
新興宗教。読んで字の如く、伝統宗教(カトリック教会、十三宗五十六派の仏教、イスラム教、ヒンドゥー教etc)と比べ、成立時期が新しい宗教のことです。<時期が新しい>という基準がかなり曖昧な関係上、国内外合わせて相当な数の宗教団体がこれに該当します。
<監禁>という言葉の定義について調べると、<人を一定の区画内に閉じ込め、そこから出られない状態にすること>と出てきます。手錠やロープ等で身体を拘束することだけでなく、脅迫等を用いて脱出困難な状態に追いやることも監禁に相当するのだとか。この犯罪の特異な点は、ひったくりや通り魔的な殺傷事件と違い、犯人側もそれなりの準備や工夫を行わなければならないという点でしょう。