一昔前、小説家としてデビューするための方法は、主に三つでした。新人賞を受賞すること。自ら作品を出版社に持ち込むこと。自費出版すること。そこに加え、近年は新たなデビューへの道ができました。それは、インターネット上で小説を公開することです。小説投稿サイトなどを使えば公開は容易、閲覧者から感想をもらいやすいといったメリットがある反面、容易ゆえに競争相手が凄まじく多いこと、ネット界特有の誹謗中傷に晒される危険もあることなど、それなりにデメリットもあります。もっとも、どんな物事にも長所短所は必ずあるわけですから、プロ作家になるための手段が増えるのはやはり喜ばしいことなのでしょう。
ネット上で著作を公開し、評判を集めてデビューした作家さんとしては、住野よるさんがいます。新人賞を獲れなかった『君の膵臓を食べたい』を、小説投稿サイト<小説家になろう>に投稿したところ大人気となり、見事デビューを果たしたのだとか。それからこの作品も、ネット上で評判を集めて書籍化されたそうですよ。YouTuber兼ウェブライターでもある雨穴さんの『変な家』です。
こんな人におすすめ
家にまつわるサイコサスペンスが読みたい人

サイコメトリーという言葉をご存知でしょうか。これは超能力の一種で、物体に残る人の残留思念を読み取ること。特に考古学との関係が深く、発掘された考古学品の過去を読み取って研究に役立てる事例は、世界中に存在するそうです。
私は本をジャケ買い(内容を知らないCDや本などを、パッケージのみで選ぶ購入方法)することがあります。この時、「内容が想像と違う!」と驚かされることもしばしばです。特にハードカバーの場合、文庫本のように裏表紙にあらすじが書いてあるわけではないので、このパターンが多いですね。
結構な映画好きを自負している私が一番初めにハマったジャンル、それはアドベンチャーです。例を挙げるなら『インディ・ジョーンズシリーズ』や『ハムナプトラシリーズ』などですね。この手の作品はストーリーやキャラクター設定が分かりやすく、最後には善が悪を倒してスッキリ解決!という流れが多いので、安心して楽しむことができました。
どこかの記事でも書いた気がしますが、今の私は気に入った作家さんの作品を一気読みするタイプの人間です。「この人の小説、面白い!」と思ったら、図書館でその作家さんの小説を探し、借りられるだけ借りるというのがいつものパターン。当然、自分が今、誰の著作を読んでいるかをしっかりチェックしておく必要があります。
短編小説の良いところはたくさんあります。その一つは<収録作品中、どの話から読んでも楽しめる>ということ。一ページ目から読む必要のある長編と違い、短編の場合、ぱらぱらとめくってピンときたエピソードから読む、あるいは、苦手な用語が出てきそうなエピソードは飛ばす、ということも可能です。短編小説が仕事等で移動中に読むのに向いているのは、こういう特性があるからかもしれません。
大変ありがたいことに、実家には今も私の部屋が残っています。子どもの頃に買った本も、量は減ったとはいえ保管してもらっており、それらを読み返すのが帰省の楽しみの一つです。ページが手垢で黒くなるほど読んだというのに、再読してもまだ面白いのだから、読書というのは奥深いものですね。
ひと頃、学園ものにハマっていた時期がありました。成長過程にある少年少女の人間模様とか、学校特有の閉塞感とか、子どもであるが故の残酷さとか、もう大・大・大好物。小学生や大学生メインでも面白い作品はたくさんありましたが、一番読み漁ったのは中学生・高校生が主役になる小説です。この世代の、子ども一辺倒ではないけれど大人にもなりきれていないアンバランスさが、物語を盛り上げるのに一役買っていた気がします。
<精神病院>とは、文字通り、精神の病気を治療するための病院です。当然ながら世界各国に精神病院は存在しているわけですが、日本の精神医療の場合、諸外国と比較すると大きな特徴があります。それは、入院期間の長さ。日本は先進国の中でも精神疾患に対する偏見が強く、一度入院してしまうと社会復帰させるための環境がなかなか整わないため、必然的に入院期間が長期化するのだとか。場合によっては三十年以上に渡って入院生活を続けることもあるそうです。
皆様、明けましておめでとうございます。無事に2021年を迎えた当ブログですが、残念ながら、世界的に見ると幸せ一杯の新年というわけにはいきません。コロナウィルスは今なお猛威を振るい続けており、医療従事者やサービス業者など、この災厄で心身共に疲弊した人々の数は天井知らず。医者でも研究者でもない私にウィルスの駆除方法など分かりませんが、三密を避け、手洗いうがいを心がけ、一日も早い騒動の収束を願うばかりです。