すべての生命は水の中から生まれたそうです。また、私達人間の体は半分以上が水でできています。だからでしょうか。水という存在は、私たちに懐かしさや安らぎ、切なさをもたらします。
そのせいか、水辺が舞台となった小説は多いです。ロバート・ルイス・スティーヴンソンの『宝島』、ハーマン・メルヴィルの『白鯨』などは世界的に有名ですし、ここ最近の作品だと近藤史恵さんの『昨日の海は』、坂木司さんの『大きな音が聞こえるか』などが面白かったです。比較的<海>を扱った作品の方が多い気がするので、今回はあえて場所を変え、<川>が出てくる小説を取り上げたいと思います。恩田陸さんの『蛇行する川のほとり』です。
こんな人におすすめ
少年少女が出てくる青春ミステリーが読みたい人

他のテーマにも言えることですが、<ホラー>の中には色々なジャンルがあります。幽霊や悪魔と戦う正統派のオカルトホラー、現代社会を舞台にしたモダンホラー、古城や洋館などが登場するゴシックホラー、人間の狂気を扱ったサイコホラー、内臓飛び散るスプラッタ、ホラーながら論理的な謎解き要素もあるホラーミステリーetcetc。ホラー大好きな私は何でもOKですが、この辺りは個人で好みが分かれるところでしょう。
美しくなりたい。そう思ったことが一度もない女性は、恐らくいないでしょう。男性にもそういう願望はあるでしょうが、やはり美に対する欲求は女性の方が大きい気がします。かつて、自分の容姿に満足できない人間は、服装や化粧で美しさを磨くしかありませんでした。しかし、現代ではそれ以外の方法があります。美容整形です。
小説の分野においては、「最後の一撃(フィニッシング・ストローク)」というものが存在します。文字通り、最後の最後で読者に衝撃を与える物語のことで、ミステリーやホラーのジャンルに多いですね。作品の最終ページが近づき、やれやれ・・・と思った瞬間に与えられる驚きや恐怖は、読者に強烈なインパクトを与えます。
推理小説やミステリー映画などの感想を読んでいると、「まさに<藪の中>」という文言をしばしば目にします。私自身、このブログでよく使っていますが、由来は芥川龍之介の『藪の中』。とある事件を巡って次々と証人が現れ、そのたびに真相が変化していく様を描いた短編小説です。このことから<藪の中>とは<関係者の言い分が食い違っていて、真相が分からないこと>という意味で使われます。
文芸作品の中には<読むのが嫌になる小説>というものが存在します。決してつまらないわけなく、文章力や構成はとても優れているものの、あまりの悲惨さや恐ろしさにページをめくるのが怖くなる、という意味です。昨今のイヤミスブームの影響もあってか、一時期に比べるとこの手の作品が増えた気がします。
新年あけましておめでとうございます!趣味丸出しのこのブログも、皆様のおかげで無事に2019年を迎えることができました。今年も相変わらず独断と偏見に満ちた内容になるでしょうが、呆れずお付き合いくださると幸いです。
私が初めて京都を訪れたのは、高校の修学旅行の時です。あまり滞在時間が長くなかったため、清水寺や三十三間堂といった有名な観光地を数カ所回っただけですが、凛とした情緒溢れる佇まいが強く心に残りました。東京や大阪とはどこか違う雅やかな雰囲気、それこそが京都の魅力だと思います。
「青春」という言葉の成り立ちは案外古く、古代中国の五行思想に登場しているそうです。本来は「春」という季節を意味する単語であり、転じて日本では「人生において、未熟ながら若々しく元気に溢れた時代」という使われ方をするようになったんだとか。何歳が青春なのかというと、これは人それぞれ考え方があるでしょうが、一般的には大体中学生くらいから二十歳前後といったところでしょうか。
他のジャンルがそうであるように、ホラーという分野にも「ブーム」が存在します。ここ最近ヒットしたホラー作品を見る限り、今は「一番怖いのは人間だよ」ブーム。人間の欲望や狂気が引き起こす恐怖は、現実にも起こりそうな臨場感があって怖いですよね。