若竹七海

はいくる

「名探偵は密航中」 若竹七海

飛行機、新幹線、電車、自家用車・・・どれも旅行で利用したことのある私ですが、船旅は未だ経験したことがありません。乗ったことがあるものといえば、乗船時間十分程度のフェリーくらい。船酔いしやすい体質ということもあり、数時間の移動はもちろん、数週間、数カ月をかける長期クルーズなど夢のまた夢です。

一度出向したら最後、四方を大海原に囲まれ、ちょっとやそっとのことでは逃げ出すことのできない船の旅。そんな特殊な状況下なわけですから、船の上ではきっと様々なドラマが繰り広げられることでしょう。ジュール・ヴェルヌの『海底二万里』などは世界各国で読まれていますし、北杜生さんの『どくとるマンボウ航海記』、福井春敏さんの『亡国のイージス』なども有名ですね。この船の上でも、驚くべき人間模様が展開されます。若竹七海さん『名探偵は密航中』です。

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「死んでも治らない~大道寺圭の事件簿~」 若竹七海

「元警察官」というのは、創作物の世界では重要なファクターとなることが多いです。警察官時代のスキルやコネ、確執を持ち、捜査権はない一方、公僕としての制約もない。善玉なら頼もしいけれど、悪玉ならこれほど厄介な存在もそういませんね。

元警察官が登場する作品と言われて、ぱっと頭に浮かぶのは横山秀夫さんの『半落ち』、当ブログでも紹介した柚月裕子さんの『慈雨』といったところでしょうか。あの二作に出てくる元警察官は、いずれも彼らなりの信念を持ち、周囲からの人望も厚い人物でした。では、こちらの作品に出てくる元警察官はどうでしょうか。若竹七海さん『死んでも治らない~大道寺圭の事件簿~』です。

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「クール・キャンデー」 若竹七海

「イヤミス」というジャンルが流行り始めて、もうずいぶん経ちます。文字通り、「読むと嫌な気分になるミステリー」の略で、最初にこの用語を使ったのは批評家の霜月蒼氏とのこと。代表的な作家としては、湊かなえ、真梨幸子、沼田まほかるなどが挙げられます。

かくいう私自身、イヤミスが大好きで、有名作品は一通り読んでいると思います。そこで今日は、個人的に「イヤミスの女王」と思っている作家、若竹七海さん「クール・キャンデー」を紹介します。

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