少子高齢化が叫ばれるこのご時世、子育てをテーマにした作品は数えきれないくらいありますし、このブログでも何冊か紹介しました。父親が、母親が、あるいはその両方が、子どもと向き合い悪戦苦闘しつつ前進していく物語は、いつの世も人の心を惹きつけます。
そして、子育てに関わるのは、何も親だけに限った話ではありません。今日取り上げるのは、不器用ながらも子どものため奮闘するお祖父ちゃんを描いた作品です。劇作家としても活動する、中澤日菜子さんの「PTAグランパ!」です。
少子高齢化が叫ばれるこのご時世、子育てをテーマにした作品は数えきれないくらいありますし、このブログでも何冊か紹介しました。父親が、母親が、あるいはその両方が、子どもと向き合い悪戦苦闘しつつ前進していく物語は、いつの世も人の心を惹きつけます。
そして、子育てに関わるのは、何も親だけに限った話ではありません。今日取り上げるのは、不器用ながらも子どものため奮闘するお祖父ちゃんを描いた作品です。劇作家としても活動する、中澤日菜子さんの「PTAグランパ!」です。
すらりとした手足や引き締まった脇腹、魅力的に見えますよね。一昔前まで「ダイエット」といえば女性が気にするテーマでしたが、今は男性も体型管理に熱心な時代。ダイエットを助ける器具や食品もたくさんあります。
ところで、体に贅肉を付け、肥満することの何がそんなにいけないのでしょうか。ただ単に、見た目の美醜だけで済む問題なのでしょうか。この本を読んだ時、私は贅肉を蓄えることの問題点について改めて考えてしまいました。垣谷美雨さんの「あなたのゼイ肉、落とします」です。
農業。日本人にとっては、昔からなじみ深いテーマです。美味しいお米や野菜、果物を作ってくれる農家は、まさに足を向けては寝られないような存在。反面、若者の都市部への流出や農業従事者の高齢化等により、深刻な後継者不足に陥っていることもまた事実です。
農業に勤しむ人々は、一体何を思って作物を作り続けているのか。心身共に負担のかかる重労働を経て、得られるものは何なのか。興味のある人は、この本を読んでみてはいかがでしょうか。荻原浩さんの直木賞受賞後初の長編小説、「ストロベリーライフ」です。
夫婦関係を続けるに当たって、一番大事なものって何でしょうか。恋愛感情?信頼関係?経済力?聞く人ごとに、違った答えが出てきそうです。
そして、夫婦生活を考える上で切っても切り離せないのが、ズバリ、セックス問題。もし、夫婦間で性生活がなくなってしまったら?答えの出ないセックスレス問題について描いているのが、柚木麻子さんの「奥様はクレイジーフルーツ」です。
「主夫」という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。文字通り、家事・育児を担当する夫のことで、日本ではまだ一般的とは言い難いですね。日本の場合、今なお「家のことは女性の仕事」という考え方が根強いのかもしれません。
主夫の奮闘を描いた作品は色々ありますが、今日ご紹介するのは、自らも主夫の経験を持つ直木賞作家、朱川湊人さんの「主夫のトモロー」です。
「恋活」「婚活」という言葉が出てきて久しいです。一昔前は、恋愛や結婚は日常生活の中で自然に行うのがベストとされていました。ですが今は、「ただ待っていたってチャンスはやって来ない」「いい恋愛や結婚は努力して掴み取るべき」という考え方も決して少なくありません。
「恋活」や「婚活」をテーマにした創作物はたくさんありますが、どちらかというと女性目線の作品が多いですよね。そんな中、男性視点による婚活小説を紹介したいと思います。直木賞受賞作家である石田衣良さんの「スイングアウト・ブラザース」です。
よく「子育ては戦場だ」と言われます。そう言われて想像するのはどんな場面でしょうか?子どもの夜泣き?トイレトレーニング?公園デビュー?もちろん、それだって大変なことだと思います。
でも、親業の大変さは、夜泣きやトイレトレーニングが一段落ついた後も続くものですよね。親の果てしなき奮闘ぶりを描いた作品と言えばこれ。ハートフルな作品を書かせたら天下一品、加納朋子さんの「七人の敵がいる」です。